最後の最後に駆け込み乗車で撮影した75ロンチキの写真の中からバルブの写真を。
九州や北海道とは違って関東から車で行けてしまう東北は自分の体力との勝負であったといっても過言ではないだろう。行きは撮影のワクワク感から少しも眠気を感じることはないが、撮影が終わった後の帰りが本当に辛くてSAで寝たりコンビニの駐車場で寝たりと苦行のような移動を行っていた。時には30分寝るつもりが3時間寝ていたこともあった。だから東北自動車道は今でも走っているとあの頃の限界で走っていた時を思い出す。
でも東北に行かないと撮れないのだ、だから眠たい目をこすっても写真を撮りに行っていた。
この写真は日付が変わる直前に撮影したもの。このあと高速で帰るか下道で帰るか究極の選択を迫られた。確かに白河まで下道だった気がする。