六軸電気

電気機関車が好きな24歳社会人がお届けするブログです。

春先の高梁川を渡る国鉄色381系

晴れの国岡山というほど他の地域は曇っているのに伯備線沿線は雲一つない快晴ってこともよくある。これは北に中国山地、南に瀬戸内海と四国山地にサンドされる地形になっており、南風、北風ともに山地を超える際に降水が発生するからだ。別に天気に詳しいわけでもない。岡山県のHPに乗っている情報の横流しだ。

少し話が脱線するが、この趣味をやっているとやたら天気に詳しく、そして厳しくなる。岡山みたいに晴れやすい地域や天気の動き、日照時間、光線角度などは少なくとも一般人よりは確実に詳しいし、撮影に行かないでも被写体がある地域の天気、梅雨入り・明けや台風の情報は毎日チェックしてる。

時間もお金も有限。個人的にアルバムを見返してきれいだと思える写真は全て快晴の写真といっても過言ではない。可能性に賭けて出撃することは0ではないが、原則は天気が良いと確証が持てた時のみだ。

定期列車なら最高の条件下で撮影してなんぼだと思う。人にこの考えを押し付ける気は全くないが、自分の中では鉄則にしている。

写真の話に戻る。朝のやくも8号は貫通扉の車両が先頭なのでがっつり編成写真を撮る気にもなれず、高梁川と絡めて撮影をすることにしてた。水の粒間を出すために高速シャッターにしつつ、手前の水、奥の車両どちらにもピントが合うようにf値はだいぶ絞った。

春先の川の水はまだ冷たかった。ここも数週間後には桜が咲き始める。